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「おとしモノ」

気がつけばもう10月ですね。あと3ヶ月で2014年も終わりです。う〜む、月日の流れのはやさが怖い…。それよりも何よりも、このブログ、6月末から更新されていないとは…。うむむむむ、自分の筆不精っぷりが怖い…。すいません、ひと段落したので、これからはちょこちょこ更新しますね。

さて、遅くなりましたが、僕の公演「おとしモノ」無事に終わりました!お忙しいところ沢山の方々に観に来ていただき、本当にありがとうございました!

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なんせ僕の初めての主宰団体CAT-A-TACの初プロデュース公演という事だったのでドキドキしっぱなしでしたが、なんとか好評のうちに終わることができました。皆様楽しんでいただけたでしょうか?

初めてあの白いチラシを見た方は「ダンス」と「パントマイム」の融合?何をやるのかさっぱりわからない!なんて思ったでしょうね。チラシの裏には簡単なストーリーが書いてあったとはいえ。

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実は、ダンスという手法で子供からお年寄りまで理解できて楽しめる、ストーリーをちゃんと展開させる。決してわかりづらいものではなく、イメージの羅列でもなく。そんなことが出来たら…、とずっと考えていました。せっかくCAT-A-TACを立ち上げたことだし、今こそこの想いを実現しよう!

で、さあ、誰と一緒に演る?これが一番の悩みどころ…となった時に、ふっと、そしてしっかりと丸山君の顔が浮かんだのです。

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彼との出会いは…あ、これは「おとしモノ」の二人座談会を呼んでいただければ!

で、せっかくだから藤田×丸山のユニット作っちゃおう!名前は…「累累-ルイルイ-」でどうだ!意味は、物語や関係がどんどん重なり繋がっていくイメージ。半分はルイルイという語感が気に入ったからからなんだけどね。新ユニットの舞台の成功を祈って、神社にお参りにも行ったしね。

兎にも角にも、丸山君が加わってくれたことで僕の視界が一気に開けた気がします。最近は言葉を使う舞台が沢山ありますが、僕らはせっかく異業種で組んだダンス×マイムだから、直接的に言葉は使わずにストーリーを進めたいという事を最初のミーティングで決めて。まあ、これは僕が喋るのが苦手ということの方が大きいのかもしれませんが。現に、本編中ではため息くらいしか言葉というか有声音を発しなかったですし。

あと、簡単な小道具は駆使したい、どうせなら一回使ったらおしまいじゃなくて色々なモノを“見立て”たいな、と。いやあ、練習中、二人で色んなモノをいじり倒したもんなぁ。そして、必要以上に舞台からは「はけない。出来たら出ずっぱりで」ということも決めて。他にもいろいろ話し合ったなあ。6月から少しずつ少しずつ積み上げてきたもんね。

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あとね、場所を神楽坂セッションハウスにしたのは、僕が東京で初めて立った舞台がココだったからです。新しいことを始めるにあたって、初心に帰って謙虚な気持ちで。コンクリート打ちっぱなしの壁も今回の雰囲気に合ってると思ったし。その気持ちを組んでくれた、伊藤直子さん、本当にありがとうございました!

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その甲斐あって、二人だけど濃密な空間が広がっていくのを感じました。

ダンスでもない、マイムでもない、芝居でもない新しいナニカが誕生した瞬間。

本番中も最前列に座っていた子ども達が楽しんでくれているのを見て手応えを感じて心の中でガッツポーズしたりしてね。

でも、二人だけでは舞台なんて出来るはずもなく。

照明の坂本さん、音響のジュンコさん、舞台監督のシロちゃん、撮影してくれたHARUくん、公演CMや映像撮影の三浦さん、表周りを手伝ってくれたみんな、協力していただいたゴーチさんやその他最強のスタッフ陣が僕達をヘルプしてくれました!感謝感謝です!

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打ち上げは龍朋。マスター、休店日なのに遅くまでありがとうございました!

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スタッフさん達と「おとしモノ」ツアーやりたいね!と大盛り上がり!一緒にやったスタッフさんが、次も絶対に呼んでね!って笑いながら言ってくれるのって嬉しいよね。その気持ちが本当にありがたいし、絶対次やれるように頑張ろうって思った!

どなたか、本当に僕達、累累の「おとしモノ」呼んでいただけませんか?

キャストは二人、スタッフも数人、セットは簡素、演る場所選ばず、と、いいことずくめです!あ、暗転出来たらありがたいかな。皆様、ご検討&宣伝してみてくださいませ!

全国どこにでも、笑いと感動をお届けいたします!あ、言葉がないから世界中どこにでも!

打ち上げでは学校の中、観劇会、ホテルのエントランス、美術館の中、プラネタリウムなどでも演ってみたら面白いかもって場所が挙がりましたよ。

これからも藤田×丸山のユニット「累累」は、面白い舞台を作っていきますので、応援、よろしくお願いいたします!

今一度。「おとしモノ」観に来ていただき、本当に本当にありがとうございました!

そして次回も!観に来れなかった方はまた今度!今後ともよろしくです!

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